「よし、今日は祭だ」開演の直前、岡安がつぶやいた。意表をついて1曲目は濃厚なブルース、そしてメンバーを紹介。「ドラム、高橋幹夫!」割れんばかりの歓声が響く。 高橋の完全復活を確信した岡安は、冒頭からパワー全開。並々ならぬテンションで、切れ味鋭いフレーズを炸裂させる。こんな岡安は初めて見た。3コーラス、全身全霊を傾け、次の高橋に「さぁ、存分に叩け」と言わんばかりにバトン・タッチ。岡安の期待に応え、全身で復帰した喜びを全身で表現する高橋。普段は熱演のベースの香川も、今日は復帰したドラマーの姿を、少しでも見てもらおうと身体を脇に逸らせる。 『Beautiful Friendship』収録の「Our Delight」でも、たっぷりドラム・ソロを回し、ラストのブルースでは「ミキオ、愛してるよ!」といった声も聴かれ、濃厚に締めくくった。 アンコールは、ドラムのカウントからスタート。岡安が弾き始めたのは、Ellingtonの「Love You Madley」。世界中のステージで、聴衆にむかって、愛と喜びを送り続けたマエストロの口癖だ。高橋がつぶやいた。「入院中は、ベッドの上で、みんなの顔を何度も思い浮かべた。」 終演後、岡安が語る。「自分も長期入院し、ステージを離れたことがあるので高橋の気持ちはよくわかる。「(高橋の復活が)とにかく嬉しい、(一緒にやっていて)本当に楽しい。お客さんや仲間と、演奏できる喜びを分かち合える。それを体感できる音楽は、ジャズしかないと思う」 1.It's Getting Dark 2.It Could Happen to You 3.My Romance 4.Rhythm-A-Ning 5.Sutry Serenade 6.Blues for Basie 7.Take the A Train 2nd set: 8.Secret Love 9.The Days of Wine and Roses 10.In A Mellow Tone 11.Our Delight 12.Things Ain't What They Used To Be Encore: 13.Love You Madley
by makotogotoh
| 2014-08-09 04:11
| 岡安芳明
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