2017.09.17 山田敏昭トリオCD発売記念コンサート@札幌グランドホテル オールドサルーン1934

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台風18号が九州⇒四国⇒西日本を縦断した17日、Slowboatレーベルの発足式と、レーベル第1弾として登場する山田敏昭トリオ『NOW'S THE TIME』の発売記念コンサートが、札幌グランドホテルの「オールドサルーン1934」で行われた。ここはバリー・ハリスや福居良のコンサートも行われてきた思い出の場所。会場にはSlowboatの常連客や、Afterglow時代から山田を応援してきた新旧のファンが多数集結。最初にプロデューサーの高堂理が、レーベル設立と今回のCDが誕生するまで経緯を説明、レーベル・ロゴも発表された。
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 続いてメンバーがステージに登場。最初のセットは急速調のスタンダード「Tangerine」で幕を開け、シャーリー・スコットの「Oasis」、タッド・ダメロンの「On a Misty Night」と続く。さらにジョビンのボサノバ、スタンダードの「朝日のようにさわやかに」の5曲。いきなりアルバム未収録の曲が続き、関係者を驚かせたが「普段あまりジャズを聴かないお客さんが、たくさん来てくれたので」という山田。ダメロンの「Misty Night」では、ベースの粟谷巧が「Dear Old Stockholm」や「So What」「Bebop」などの名曲をさりげなく引用、大いに盛り上げた。
 後半のセットはケニー・ドーハムの「Monaco」、リロイ・ヴィネガーの「For Carl」といったアルバム収録曲も演奏。「For Carl」のエンディングは、福居良の名曲「Mellow Dream」の一節を引用するのが山田のアレンジだ。続いて今年生誕100年を迎えるセロニアス・モンクのレパートリーから美しいバラードの「Ruby, My Dear」。お得意の「情事の終わり」は急速調、セカンド・リフからドラムとのバース・チェンジで盛り上げる。最後はフィニアス・ニューボーン・ジュニアの「Harlem Blues」。ノリのよい山田の演奏を期待する客席から自然と手拍子も加わって、アンコールはレッド・ガーランドの演奏でお馴染みの「Billy Boy」で締めくくった。
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 山田敏昭トリオのCD『NOW'S THE TIME』は現在スローボートのみで発売中だが、録音メンバーによる都内公演は11月24日(TOKYOTUC)、11月26日(御茶ノ水ナル)に予定されている。問い合わせはスローボートまで。
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山田敏昭(p)粟谷巧(b)伊藤宏樹(ds)
1st set:
1.Tangerine (JohnnyMercer-Victor Schertzinger)
2.Oasis (Shirley Scott)
3.On a Misty Night (Tadd Dameron)
4.Triste (A.C.Jobim)
5.Softly As In a Morning Sunrise (Oscar Hammerstein II-Sigmund Romberg)

2nd set:
6.Monaco (Kenny Dorham)
7.Cool Walk (Oscar Peterson)
8.For Carl (Leroy Vinnegar)
9. Ruby, My Dear (Thelonious Monk)
10.The End of a Love Affair (Edward C. Redding)
11.Harlem Blues (Phineas Newborn Jr.)
Encore:
12.Billy Boy (Traditional)
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by makotogotoh | 2017-09-18 04:11 | 山田敏昭
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