1959年生まれ、関西を拠点に活動を続ける畑ひろしの5年ぶり通算3枚目のアルバム。今回もワシントン(b)、ナッシュ(ds)のトリオ。畑は当初からこのトリオで最低3枚のアルバムを作る、と当初から考えてきた。理由のひとつとして『ポール・ウィナーズ』をイメージしていたという。「世代の近いこの3人が互いにどんなミュージシャンかを理解し合い、変化も成長も音楽という形で表現し、発表したかったから」 売り上げを考慮して、1作ごとに共演者を刷新を薦めるプロデューサーもいるが、成長過程も含めて自分の音楽を聴いてほしい、という畑の意図は、成長するひとりの人間としての姿を届けたいと願うミュージシャンらしい意見だ。心から共感できる。 これは彼にとってのポール・ウィナーズなのだろう。ブルースを理解し、クリスチャンやケッセルを愛する畑らしく、ギターで表現可能な語彙を駆使しながらも、聴く者に難解さを感じさせず、安らぎを与える。後半も失恋男の「Angel Eyes」、小唄の「Louise」、ボサノバアレンジの「Sophisiticated Lady」と飽きさせない。敬愛する増尾好秋との共同プロデュース。 2006年10月12&13日ニューヨーク録音。2007年8月22日発売。XQAM-1505
by makotogotoh
| 2007-08-31 08:10
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