トミー・コッテルはイエテボリ在住。森も所属するボーヒュースレン・ビッグバンドのメンバーであり、このトリオのアルバムやラーシュ・ヤンソンとのピアノ・デュオのアルバムも出している。クラシック・ピアノの他、バイオリンやクラリネットを経て、ピアノに専念。大学では作曲を学び、現在は高校でも教鞭をとる。大自然に恵まれたのどかな風景を描写したようなユニークなオリジナルから、モーダルでパーカッシヴなアプローチからフリー・ジャズまで消化したスタイルは、(マルグリュー・ミラーにも似た風貌からは想像できない)どこか往年のジャッキー・バイアードをも思わせる。コッテルは2001年11月に続き、今回で2回目の来日。 この日は彼のオリジナル曲を中心に、バラエティに富んだプログラムで聴衆を沸かせた。とりわけドラマーのスンドビーとのコラボレイションはスリリングで、コッテルのパーカッシヴなアプローチに、スンドビーも即座に返答。まさに丁々発止といった感じのステージで盛り上げてくれた。後半は日本語の歌詞のついたオリジナルMori Songを歌うなど、渋いノドも披露。表情豊かなスンドビーは今回が初来日。その体型は無駄な贅肉はいっさい削ぎ落とした陸上競技選手のようで、オフの日に富士山の頂上まで3時間半で上ったという。彼の百面相も楽しかったです。
by makotogotoh
| 2007-09-01 01:14
| Swedish Jazz
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