ついに出た!Riverside Jazz Recordsの改訂版。

待ちに待った1冊です。
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1984年の初版と、今回の改訂版を並べてみました。
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 以前の記事で紹介した『Riverside Jazz Records』の改訂版を、そのうちディスクユニオンで入手しようと思っていたところ、某所で約10年ぶりに偶然、古庄紳二郎さんと再会。本人から直接『Riverside Jazz Records』の改訂版を入手することになった。
 まぁ凄い本である。まずその値段を聞いて、誰もが驚く。
 判も大きくなって(B5判)のハードカバー。GreenwoodPressの学術書といった体裁だ。しかし表紙や背中に著者の名前が記載されていないところが、古庄さんらしい。
 古庄さんはジャズ雑誌の営業を経て、千葉県稲毛でジャズ喫茶『キャンディ』を開店、1984年に『Riverside Jazz Records』の初版を出した。当時は店が終わってから深夜から早朝にかけてオリベッティにタイプライターでせっせと入力したそうである。限定1000部で出したところたちまち完売。
 今回も1000部だが、ジャケットはカラー写真で掲載され、クオリティは飛躍的にアップしている。さらに彼が持っている自分のレコードで実測した各曲の演奏時間が記載されている。
 ジャケット写真掲載のページの雰囲気は、まるで美術本です。
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 有名なコレクターでインド人貿易商だったマネク・デーバー氏(7年前に心臓発作のため死去)や、現在ユニバーサル・ミュージックの取締役である青野浩史氏(ビクター音楽産業時代の彼は、ジャズ担当者だった)との話、MoleJazzのエド・ディップル氏(故人)、Jazz Record Centrerのフレッド・コーエン氏、死の直前に会ったデヴィッド・ストーン・マーチン氏の話など、いずれも興味深かった。
 このディスコグラフィーは、都内ディスクユニオン、銀座山野楽器、神保町トニーレコード、大阪ではジャズの専門店ミムラや、ワルティで入手できる。ひとりのジャズ・ファンがひとつのレーベルに寄せた愛情が結実した一冊。
 何でも情報はタダ、ネット全盛の時代でも、昔ながらの本にこだわる人もいるのだ。
 ひとりでも多くの人に、ぜひ手にとって見て欲しいと思う。
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by makotogotoh | 2008-03-14 01:31
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