2007年 12月 25日 ( 2 )

訃報 オスカー・ピーターソン

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哀しいお知らせです。写真は公式HPより。
2007年12月23日(日)夜、ジャズ・ピアノの大巨匠オスカー・ピーターソンがカナダ・トロントから少し離れたオンタリオ州ミシサーガで亡くなったそうです。死因は腎不全。享年82歳。ソースはこちら
1993年に脳梗塞を患ってからも不死鳥のように復活。諦めることなく、常に演奏し続けるその姿は、往年とは違う感動を与えてくれました。2004年10月、ブルーを基調にしたスーツでゆっくり登場して、ちょうど一時間のステージ。東京国際フォーラムホールAで見たのが最後でした。合掌。
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by makotogotoh | 2007-12-25 08:38

ネットとジャーナリズム、 音楽評論の未来とは?

 佐々木俊尚さんの『フラット革命』でも紹介されていた『幻影随想 別館』というブログの「ネットとジャーナリズム」という2005年4月21日のエントリーから。

《HotWiredでブログを書いている佐々木氏が毎日新聞にこんな記事を書いていた(中略)
◆ジャーナリズムをスーパーマーケットとレストランに例えてみる
 ジャーナリズムの中身は「情報の提供(食材屋)」とその「情報を分析し、誰にでも分かる形で広く知らしめること(料理屋)」に大別できる。
◆素材提供と料理は分業可能
《現在のジャーナリズムは「情報の収集発信」と「情報の分析提示」の二つをまとめて行っている。この2つは別物であり、食材提供(一次情報の提供)と料理(集まった情報の分析)は分離可能。つまりどちらか片方だけに特化して業界に参入することが可能。特に情報分析(料理屋)の分野にはブロガーが進出しやすい》
◆「ネットはマスコミを殺すか?」
長い間独占市場のぬるま湯に浸かり続けていたマスコミが提供する商品のクオリティを落としていることは間違いなく、当分はネットに客を奪われ続ける。特に料理(情報分析)の分野ではそう簡単に劣勢を挽回できるとは思えない。少なくともあと3年くらいは今の状況が続きそうだと見ている。団塊の世代がいなくなって、ネット世代が実権を握るまではそう簡単に変わらないのではないか。食材屋としての「マスコミ」はまだまだ需要が大きい。マスコミが今後とるべき道としては次の3つが考えられる。
1.素材提供に特化(一次情報の収集発信に特化)
2.情報分析力(料理の味)の向上に勤め、客を取り戻す。
3.専門店、腕利き料理人を自分の内に取り込む。
1,2については説明するまでも無いと思うので、3についてもう少し触れておく。
ネット上には専門素材店といえる一次情報の発信者も存在することは先程も述べたとおり。そしてマスコミはスーパー的な存在だ。ならばスーパーが内部に専門店を取り込むことがあるように、ネット上の有為な情報発信者を自身の内に取り込む選択肢があって然るべきだ。また、料理のクオリティを上げるために外部から腕利き料理人をスカウトしてくるという選択肢も当然ありうる。実際にアメリカでは既にそういう動きがおきている。
 日本の場合マスコミ業界の人材流動性の悪さがネックになるだろうが先のことを考えれば決して排除できない選択肢のはずだ。真実の一端をかすめながらこんな結論に辿り着いてよしとしてしまうのは、彼らがいまだに現状を理解していない証左だろう。その「一次情報の分析」がなってないから、言い替えれば料理の腕がへぼいからブログに読者を奪われているのに。「所詮はうちのスーパーで買った食材じゃないか」だって?自分のところの食材すらろくに調理できない人間が吐いていいセリフではない。あきれを通り越して哀れみすら感じるほどに何も分かっていない。
 佐々木氏はそこのところを理解されているようだが、こういった勘違い記者を淘汰していかないとマスコミの質は向上しないだろうなとやや悲観的な思いを抱いた。やはり世代交代が終わるまで大手メディアは変わらないのだろうか?》

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by makotogotoh | 2007-12-25 00:56