2007年 12月 29日 ( 1 )

ネット世代の教育とは?

大人になってインターネットを使うようになった上の世代と、子供の頃からインターネットを当たり前のように使っている下の世代では、情報に対する認識や学習方法はどう違うのか。世代によって価値観や好き嫌いの傾向はあるのか。こうした情報は、自分以外の世代を知る上で重要な情報である。原文はこちら。全部読むと大変なので、以下気になったところだけ引用。
《コンピュータを身近に育った個人は、前の世代と異なる方法で情報を処理している。彼らはハイパーテキストの感覚をもち、いくつもの画面を飛び回る。直接的な思考より、複雑な思考が一般的で、複数の知的資源から情報を得ることができる。彼らは他の世代と以下の点で異なる。
1)視覚イメージを読む能力(本能的に視覚的なコニュニケーションをする)⇒文字や音声より、ヴィジュアルを好む。
2)視覚空間能力(おそらくゲームで培ったもので、ヴァーチャルと実物を統合できる)同上。
3)機能的な発見(教えられるより、自分で発見することで、よりよく学ぶ)⇒試行錯誤が好き。
4)注意の拡散(ひとつの作業から他の作業に注意を振り返ることができる。興味のないことには一切注意を向けないことができる)⇒要するに気が効かないヤツ。
5)短い反応時間(自分は即座に回答し、相手にも即座な返答を期待している)⇒わたしだ。
ネット世代は、他の世代よりもネットワークメディアの可能性を把握している。
・特定の人と連絡を取り合う。
・不特定多数の人にむけて情報を発信する。
・知らない人とネットで会話をする。
 以下は2004年にRita M.Murrayがまとめた世代別の傾向(Generational Trends)から。ソースはこちら
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■成熟者たち
誕生年:1900-1946
名称:偉大なる世代
特性:命令と統制、自己犠牲
好きなもの:権威への尊厳、家族、地域活動
嫌いなもの:無駄、テクノロジー
■ベビーブーマー
誕生年:1946-1964
名称:「私」世代
特性:楽観主義、ワークホリック
好きなもの:責任、職業倫理、やればできる
嫌いなもの:怠惰、50歳になること
■ジェネレーションX
誕生年:1965-1982
名称:鍵っ子世代
特性:自立、懐疑的
好きなもの:自由、並行作業、仕事と生活のバランス
嫌いなもの:官僚主義、まやかし
■ネット世代
誕生年:1982-1991
特性:希望的、決意
好きなもの:公共活動、最新のテクノロジー、両親
嫌いなもの:遅いものすべて、否定性

 この分類によれば1964年生まれの私はベビーブーマーの最後列に属する。私自身、親の世代(昭和ひと桁)の影響も受けているが、ジェネレーションXやネット世代とは、人生観や音楽観がかなり違うな、という実感もある。同じ世代なら会話をする場合でも共通の認識がある。しかし他の世代とのコミュニケーションには自分の世代の特徴、相手の世代の特徴をあらかじめ知っておいた方が、トラブルを回避できる可能性が高い。みなさん気をつけましょう。
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by makotogotoh | 2007-12-29 00:36