2013年 05月 31日 ( 1 )

2013.05.30. Hod O'Brien Trio @ Cotton Club

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Hod O'Brienの来日は2007年の「100 Gold Fingers」以来、6年ぶり。今回はSteve Johns(ds)とBill Moring(b)。Steve Johns(ds)は、ホッドの新作『I Hear A Rhapsody』(Spice of Life)にも加わっている。ちなみにそのSteve Johnsは2000年、Sonny Fortuneのカルテットで来日。ちなみに1回目の来日は1990年だったが、横浜の軍関係の仕事で、一般には2000年が最初。その時の招聘元はもんプロ、リズムはJohn Hicks(p),Wayne Dockery(b)だったが、西蔭さんもヒックスもすでに鬼籍に入っている。
現在はHodの娘Veronicaと、Steveの息子Darylが同世代で、バンド仲間ということもあって家族ぐるみの付き合いなのだだそうだ。

客席には若いカップルも多い。スタート時間が30分早まったので、終電の時間を気にする必要がなくなったのもうれしい。2日目のセカンド・セットということで、メンバーはリラックスしている感じ。キャノンボール・クインテット時代のヴィクター・フェルドマンの曲でスタート。ラテンとスイングのリズムを使い分け、息の長いソロが続く。2曲目はマンシーニ。リズムはボサ、ベースの弓弾きをフィーチャーする。ナンシー・ウィルソンとキャノンボール・アダレイの共演で知られる3曲目は、ウォーキング・バラード。カウント・ベイシーの「Shiny Stockings」風のアレンジで楽しませた。
その後ダメロンのブルースを経て、スタンダード、そして初リーダー作のタイトル曲で長いテーマ(16-16-8-16-8)をもつオリジナルと続く。ここで少し時間が余ったので、ビ・バップ初期のヒット曲「Laura」をバラードで。敬愛するエロール・ガーナー風の演奏だ。アンコールは楽しいカリプソ。以前、山口で演奏した時に「ではのちほど(See You Later)」という日本語の挨拶と自分の名前をひっかけたオリジナル。渋い歌も聴かせた。
一般に日本人は暗い曲が好きといわれるが、ホッドのビ・バップには暗さがない。明るく、そして希望に満ちている。現在77歳、そして娘は19歳。音楽にも人生にも、希望は大切である。31日まで。
2nd set:
1.Exodus(Victor Feldman)

2.Slow Hot Wind(Mancini)
3.Save Your Love For Me(Buddy Johnson)

4.The Squirrel(Dameron)

5.How Deep Is the Ocean()
6.Bits and Pieces(O'Brien)
7.Laura(Mercer-Gaskin)
Encore
8.Dewa Nochi Hod(O'Brien)
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by makotogotoh | 2013-05-31 04:19 | Spice of Life