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2013.05.30. Hod O'Brien Trio @ Cotton Club

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Hod O'Brienの来日は2007年の「100 Gold Fingers」以来、6年ぶり。今回はSteve Johns(ds)とBill Moring(b)。Steve Johns(ds)は、ホッドの新作『I Hear A Rhapsody』(Spice of Life)にも加わっている。ちなみにそのSteve Johnsは2000年、Sonny Fortuneのカルテットで来日。ちなみに1回目の来日は1990年だったが、横浜の軍関係の仕事で、一般には2000年が最初。その時の招聘元はもんプロ、リズムはJohn Hicks(p),Wayne Dockery(b)だったが、西蔭さんもヒックスもすでに鬼籍に入っている。
現在はHodの娘Veronicaと、Steveの息子Darylが同世代で、バンド仲間ということもあって家族ぐるみの付き合いなのだだそうだ。

客席には若いカップルも多い。スタート時間が30分早まったので、終電の時間を気にする必要がなくなったのもうれしい。2日目のセカンド・セットということで、メンバーはリラックスしている感じ。キャノンボール・クインテット時代のヴィクター・フェルドマンの曲でスタート。ラテンとスイングのリズムを使い分け、息の長いソロが続く。2曲目はマンシーニ。リズムはボサ、ベースの弓弾きをフィーチャーする。ナンシー・ウィルソンとキャノンボール・アダレイの共演で知られる3曲目は、ウォーキング・バラード。カウント・ベイシーの「Shiny Stockings」風のアレンジで楽しませた。
その後ダメロンのブルースを経て、スタンダード、そして初リーダー作のタイトル曲で長いテーマ(16-16-8-16-8)をもつオリジナルと続く。ここで少し時間が余ったので、ビ・バップ初期のヒット曲「Laura」をバラードで。敬愛するエロール・ガーナー風の演奏だ。アンコールは楽しいカリプソ。以前、山口で演奏した時に「ではのちほど(See You Later)」という日本語の挨拶と自分の名前をひっかけたオリジナル。渋い歌も聴かせた。
一般に日本人は暗い曲が好きといわれるが、ホッドのビ・バップには暗さがない。明るく、そして希望に満ちている。現在77歳、そして娘は19歳。音楽にも人生にも、希望は大切である。31日まで。
2nd set:
1.Exodus(Victor Feldman)

2.Slow Hot Wind(Mancini)
3.Save Your Love For Me(Buddy Johnson)

4.The Squirrel(Dameron)

5.How Deep Is the Ocean()
6.Bits and Pieces(O'Brien)
7.Laura(Mercer-Gaskin)
Encore
8.Dewa Nochi Hod(O'Brien)
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by makotogotoh | 2013-05-31 04:19 | Spice of Life

2013.05.29 Yoshiaki Okayasu Trio @ SoulTrane

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関東地方も梅雨入りしたという日に約2ヶ月ぶりの岡安トリオ。余裕をもって現地に到着するはずが、通勤客の帰宅時間にJRで人身事故が発生。定刻より15分遅れのスタートとなった。岡安トリオは3日前に、門下生の発表会を行ったばかり。その時の課題曲もいくつか取り上げる。前述の理由でファースト・セットは短めだったが、その分エネルギーがセカンド・セットに回され、普段あまり取り上げない曲もいくつか披露した。岡安のギターは「Yardbird Suite」「Love for Sale」「You and the Night and the Music」で炸裂。もっとも印象に残ったのはバラードの「But Beautiful」とボサ・リズムの「You Don't Know What Love Is」。アンコールの「Work Song」が終わると、時計はすでに23時を回っていた。
1st set:
1.Shiny Stockings
2.Yardbird Suite
3.Prelude to a Kiss/All too Soon/Mood Indigo
4.Love for Sale

5.As Long As I Live
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2nd set:
6.Satin Doll
7.You and the Night and the Music

8.Soft Winds
9.But Beautiful
10.Doxy
11.Sultry Serenade
12.You Don't Know What Love Is
13.Days of Wine and Roses
14.Broadway
15.Take the A Train
Encore:
16.Work Song
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by makotogotoh | 2013-05-30 04:11 | 岡安芳明

2013.05.19.Tadataka Unno Trio @ u3chi

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 渡米して5年の海野雅威(p)が1年ぶりに帰国、6月4日まで吉田豊(b)、加納樹麻(ds)のジャパニーズ・トリオでツアーを行うというので、初日の東川口u3chiに出かけた。武蔵野線東川口駅から北西に歩いて数分。地下を走る埼玉高速鉄道を越えると、さいたま市緑区。会場は個人宅のオーディオルームだが、さながら昔のジャズ喫茶、そしてスタインウェイのピアノまであるとは!ちなみにu3chiは2007年10月以降、定期的にライヴを行なっており、今回で38回目。オーディオ・システムのアンプはマッキントッシュ、スピーカーはJBL、ピアノもスタインウェイのフルコンという超本格派。演奏前にはVladimir Shafranovの『Kids Are Pretty People』が流れている。
MCなしで演奏を始めた海野だが、休憩中にバンパス吉田から指示があったようで、セカンド・セットで近況報告。Winard Harper (ds)のレギュラーであり、Jimmy Cobbをはじめ、Frank Wess、Junior Mance、George Cablesといった諸先輩たち目をかけてもらっているようだ。
演奏はPAなしで、ピアノ、ベース、ドラムの生音が、ちょうどよいバランスで聴こえる。ピアノの状態もよく、ピアニシモからフォルティシモまで、繊細なタッチとレンジの広さも伝わってくる。曲は仕掛けの多いブルースをはじめ、ソロで「What's New」に行くと見せかけて、トリオで「Whisper Not」、「Darn That Dream」ではベースをフィーチャーし、ラスト「カム・サンデイ」は8ビートと、変化に富む構成で、進境著しい一面をのぞかせたのであった。
1st set:
1.Untitled Blues(新曲)
2.I Should Care
3.What's New(p-solo)/Whisper Not
4.Darn That Dream
5.All the Things You Are
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2nd set:
6.Have You Met Mr.Jones
7.Birdbath
8.Untitled Ballad(新曲)
9.My Ship
10.Come Sunday
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Encore
11.Old Folks
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by makotogotoh | 2013-05-25 04:11 | 海野雅威

Kenny Washington Special Clinicのお知らせ

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ベニー・グリーンのトリオで来日するケニー・ワシントンのクリニックが、2013年6月6日(木)、丸の内コットンクラブで実施される。13時30分開始。詳細はこちら



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by makotogotoh | 2013-05-11 04:11