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訃報 Rita Reys

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ヨーロッパのファースト・レディ・オブ・ジャズと呼ばれ、オランダを代表する歌姫リタ・ライスが2013年7月28日脳内出血のため死去した。享年88歳。
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by makotogotoh | 2013-07-30 04:11 | 訃報

訃報 Peter Appleyard

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イギリス生まれでカナダで活躍していたヴァイブ奏者のピーター・アプルヤードが2013年7月17日、老衰のため死去した。享年84歳。
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by makotogotoh | 2013-07-20 04:11 | 訃報

2013.07.14 Echoes(Hisayuki Terai & Kazuhiro Sumi) Reunion @ OverSeas

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エコーズとは寺井尚之と鷲見和広のデュオ・チーム。毎週水曜、25年以上にわたって共演を続けてきたが、昨年の暮れに惜しまれつつ解散。今回リクエストに応え、7ヶ月ぶりの再結成。日曜昼間の公演ということで、多くの聴衆が駆けつけた。
 このデュオが範としているのは、70年代の日本で多くの名盤を残したサー・ローランド・ハナとジョージ・ムラーツだ。クラシカルな背景をもつハナの作編曲と、ピアノとベースという2つの楽器が繰り広げる対話の妙味。そこにこのユニットの魅力がある。
 寺井=鷲見の2人は、ハナ=ムラーツの流儀に、自分たちのテイストを加える。スタンダードを演奏する際も、日本人にしか分からないような引用を随所に織り交ぜながら、スリルと笑いを盛り込んだ展開へ持っていく。時には台本にない脱線ぶりを見せたかと思いきや、しっかり軌道を修正するなど、まるでベテランの漫才コンビのような安定感である。25年間共演してきた2人とはいえ、7ヶ月のブランクは大きい。しかしその心配は1曲目から払拭された。
 このデュオでハナ以外に言及するピアニストがいるとすれば、それはウォルター・ノリスだろう。2003年、鷲見はノリスと共演する機会を得たが、そのノリスも2011年に鬼籍に入った。帰国後、ノリスは日本での思い出に触発され、自ら書き下ろした2曲の譜面を送ってきた。それが「For the Kat Man」と「Blues for a Cool Cat」である。ハナ、ノリス、そしてムラーツの音楽的遺産を今も守り続ける2人。人間の寿命は有限だが、演奏する人がいる限り、音楽の生命は永遠である。
1st set:
1.I've Never Been in Love Before(Frank Loesser)
2.You're Me(Red Mitchell)
3.This Time It's Real(Sir Roland Hanna)

4.Picturesque(Mraz)
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2nd set:
5.Mean What You Say(Thad Jones)

6.Summertime(Gershwin)
7.I Want to Stay Here(Gershwin)
8.For the Kat Man(Walter Norris)

3rd set:
9.In a Mellow Tone(Ellington)
10.Enigma(Roland Hanna)
11.Time for the Dancers(Sir Roland Hanna)
12.Denzil's Best(Denzil Best)
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Encore:
13.Blues for a Cool Cat(Walter Norris)
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by makotogotoh | 2013-07-15 04:11

JAZZ講座 新「トミー・フラナガンの足跡を辿る」(第9回)

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大阪のOverSeasで新たなジャズ講座、新「トミー・フラナガンの足跡を辿る」が始まりました。この日はその9回目。この日寺井さんの解説で聴いた演奏は、以下の通り。
26.『The Cats/Tommy Flanagan』(New Jazz)から「Solacium」「Tommy's Time」の2曲。
27.『Blue Trombone/J.J.Johnson』(Columbia)から全7曲。
28.『Paul Chambers Quintet』(Blue Note)から全7曲。
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by makotogotoh | 2013-07-14 04:11 | ジャズ講座

2013.7.11. Yoshiaki Okayasu Trio @ SoulTrane

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今月の岡安トリオは、レギュラー高橋幹夫(ds)の代わりに、旧友の安保徹(ts)が参加。ちなみに安保は、香川裕史(b)カルテットのメンバーでもある。安保の演奏を生で聴くのは久しぶりだ。昔聴いた時は、若き日のデクスター・ゴードンのように感じたが、今の安保はコールマン・ホーキンスに近い。音色とフレーズに、ホークの力強さがみなぎり、ジャズ・テナーの原点に立ち返っている。
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選曲はお馴染みのものが多かったが、「Jumpin' with Symphony Sid」と「Lester Leaps In」で安保の存在感が光る。『Midnight Blue』収録の曲ではスタンリー・タレンタインを彷彿とさせた、他の曲では一貫してホーキンス原理主義を貫く。ラストの「A列車で行こう」では、ギターとテナーのバース・チェンジで「応酬」を披露、会場を沸かせた。翌日は51回目の誕生日という岡安。ケーキの差し入れも届き、50歳最後の日をファンと仲間に囲まれ、大いに盛り上がった。
1st set:
1.Undecided(Shavers)
2.Satin Doll
3.My One and Only Love
4.Jumpin' with Symphony Sid
5.There willnever be another you
6.Chitlins Con Carne
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2nd set:
7.Lotus Blossom(Strayhorn)/Summertime(solo)
8.Gee Baby, Ain't I Good to You
9.In a Mellow Tone
10.Lester Leaps In
11.On the Sunny Side of the Street
12.Take the A Train
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Encore:
13:Body and Soul(Johnny Green)
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by makotogotoh | 2013-07-12 04:11 | 岡安芳明

Kenny Dorhamの「Shifting Down」の謎

John ColtraneとCecil Taylorが共演した異色作『Coltrane Time』は、Kenny Dorham作のブルース「Shifting Down」で始まる。こんなメロディだ。
だが、実はこれは本当の「Shifiting Down」ではない。本当の曲名は、Dorhamが書いた別のブルース「Blue Spring」または「Blue Spring Shuffle」である。

では「Shifiting Down」というのは「Blue Spring」の別タイトルなのか。

そこでまずチェット・ベイカーが演奏する「Shifting Down」を聴くと、そうではないことがわかる。


2つとも同じ曲なので、これがKenny Dorhamが書いた本当の「Shifting Down」のようだ。下の人も、「Shifting Down」として演奏している。間違いない。

この「Shifting Down」だが、残念ながらドーハムの録音は存在しない。
しかし、どこかで聴いたことのあるメロディでは、と思っている人も多いはずだ。少し探してみると、これがみつかった。
つまりKenny Dorham作の「Shifting Down」とは、Miles Davis作の「Down」としてひろく知られている。生前Dorhamが自分で録音しなかったばかりに、別の人がちゃっかり自分のオリジナル曲として録音し、それが定説として広まった。ちなみにHank Jonesまで、Milesの「Down」として録音している。

Kenny DorhamとMiles Davis、本当の作者はどちらか。それは改めて言うまでもない。
Kenny Dorhamは、偉大なトランペッターであり、偉大な作曲家である。もっと評価されるべきである。
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by makotogotoh | 2013-07-07 04:11

札幌文化奨励賞受賞記念  福居良ピアノソロコンサート@Kitaraのお知らせ

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昨年11月、ジャズのピアニストとして初めて札幌市文化奨励賞を受賞した福居良がKitaraでソロ・コンサートを行う。福居の父、天童は津軽三味線の名手で、昭和59年に同賞を受賞しており、親子2代の嬉しい受賞となっている。「Keep Jazz Alive」は受賞後、福居が師と仰ぐバリー・ハリスから託された言葉。年末にはKitaraで開催されるHTB・朝日ジルベスターコンサートで札幌交響楽団との共演が予定されている。
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by makotogotoh | 2013-07-06 04:11 | 福居良

訃報 Anders Burman

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メトロノーム・レコードの創設者でプロデューサーとしても多くの人材を排出したアンダーシュ・バーマン(ビュールマン)が、2013年6月27日、ストックホルムの自宅で死去した。1918年9月24日生まれ。享年84歳。詳細はこちら
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by makotogotoh | 2013-07-03 04:11 | 訃報

訃報 Bengt Hallberg

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1950年にスタン・ゲッツと共演、「Dear Old Stockholm」などの名演を残したスウェーデンの名ピアニスト、ベンクト・ハルベリ(ハルベルク)が2013年7月2日頃に死去した模様。1932年9月13日イエテボリ生まれ。享年80歳。詳細はこちら
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by makotogotoh | 2013-07-03 04:11 | 訃報

訃報 Göran Levin

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イエテボリに拠点をおくBohuslän Big Bandの元マネージャーで、プロデューサーとしても活躍したヨーラン・レヴィンが肝臓がんのため、2013年6月27日に死去した。
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by makotogotoh | 2013-07-03 04:11 | 訃報