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訃報 Geri Allen

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ピアニストで作曲家、教育者のジェリ・アレンが2017年6月27日、がんのためペンシルベティア州フィラデルフィアで死去した。60歳。ここ4年はピッツバーグに住んでいた。1957年6月12日ミシガン州ポンティアック生まれ、デトロイト育ち。
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by makotogotoh | 2017-06-30 04:11 | 訃報

2017.6.27 Mike's Jazz Quartet @ Aketa's Mise

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久しぶりにマイクさんの笑顔をみるためと、彼のカルテットの演奏を聴くために、西荻のアケタまで。客席にはマイクさんにとって、昔からの友人であるピアノの土井一郎の姿が。土井は膵臓がんのため闘病中だが、健康状態はまずまず。その土井と、共通の知人の甥っ子でもあるベーシスト、Steve Wippleの話で大いに盛り上がる。
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オープニングはホレス・シルヴァーの名曲。バスドラのイントロで始まるハード・バップらしい名曲で、ピックアップからアルト・ソロ、続いてピアノ・ソロ、セカンド・リフからドラムとのチェンジと、きっちりとした構成。続くモンクの曲は、6/8。テンポは原曲より遅く、ワルツというよりバラードといった感じ。ピアノの関根は、リズミックなモンクとは対照的な流麗なアプローチを披露した。続いてジョニー・マンデルが音楽を担当、スーザン・ヘイワード主演の映画『私は死にたくない』の音楽からジェリー・マリガンのオリジナルを。ここでマイクさん、マレットを使って印象的なリズムを打ち出す。続いて2009年に87歳で死去したジョージ・ラッセルの「Ezzthetic」。伝説のヘビー級ボクサー、Charles Ezzard(1921~75)に捧げた楽曲で、大山がエリック・ドルフィー、ジェームス・スポールディングを彷彿とさせるスピード感のあるソロで盛り上げた後、軽めのボサで最初のセットを終了。
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セカンド・セットは、ゲストの土井をステージに迎えて1曲、スタンダードを。テーマをピアノとアルトで分けて演奏。2曲目からピアノが関根に戻って、デクスター・ゴードンの「Rainbow People」。これは大きな収穫だった。いつも思うことだが、マイクさんのステージは選曲がよい。他のミュージシャンが取り上げない、埋もれてきた名曲に光を当てる。この後はエリントンの「I Got It Bad」。吉野の暖かいアルコ、ジョニー・ホッジスとベニー・カーターを彷彿とさせる大山のアルトが本当に瑞々しい。このグループのハイライトだ。このカルテットは7月5日と6日の昼間、この場所でレコーディングを予定している。そして次回の公演は7月24日(月)。
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大山日出男(as)関根敏行(p)吉野弘志(b)マイク・レズニコフ(ds)
1st set:
1.St.Vitus Dance(Horace Silver)
2.Ugly Beauty(Themonious Monk)
3.Barbara's Theme(Gerry Mulligan)
4.Ezzthetic(George Russell)
5.Watch What Happens(Michel LeGrand)
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2nd set:
6.Stella By Starlight with 土井一郎(p)
7.Rainbow People(Dexter Gordon)
8.In Walked Horace(J.J.Johnson)
9.I Got It Bad(and that ain't Good)(Duke Ellington)
10.Nostalsia in Times Square(Charles Mingus)
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by makotogotoh | 2017-06-28 04:11

The Walker's Vol.49

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2017年6月10日、【Vol.19】から有料化された『The Walker's』の Vol.49が発行された。表紙はBill Crow、巻頭スペシャルは現代版ジャズ・ミュージシャン3つの願い【Part3】。ジャズ・スーパー列伝はバディ・リッチ。ディスクレビューはTOKU、加藤真一&佐藤允彦、ユリシス・オウエンス・ジュニア、中山英二、楠井五月&ウラジミール・シャフラノフなど国内新譜・再発・輸入盤も含まれる。インタビューはセシル・マクロリン・サルヴァント。ジャズ・ベースマン列伝はポップス・フォスター。注目のベースマンとしてジャスパー・ホイビー、ジョージア・ウェーバーの紹介記事も掲載。今後もジャズの魂を揺さぶるマガジンとしての存続を期待したい。
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by makotogotoh | 2017-06-20 04:11 | The Walker's

2017.6.17. Yoshiaki Okayasu Trio @ SoulTrane

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今月の岡安ライヴは週末。都内の商業地はどこも外国人観光客で溢れかえっている。土曜の浅草も観光客でごった返すものと思いきや、意外と空いている。
前日の16日、新潟市内で演奏した岡安。岡安が敬愛するデューク・エリントンが、新潟市の国際親善名誉市民であることは意外と知られていない。
1964年(昭和39年)6月16日13時1分、マグニチュード7の新潟地震が発生した。震源に近かった新潟市も震度6の激震に襲われ、甚大な被害を受けた。ちょうど日本公演中だったデューク・エリントンは、この地震の惨状を聞き、次に予定していたハワイ公演をキャンセル。1964年7月8日、当時新宿にあった東京厚生年金ホールで『新潟地震救済資金募集・特別コンサート』を開催した。その収益金(96万円 現在の2千万円に相当)を新潟市に贈ったのだった。その2年後、新潟市はエリントンが再来日した際、『国際親善名誉市民』の称号を贈呈したのだった。のちに新潟での公演も実現している。

ということで、岡安も新潟でエリントンが残した名曲をメドレーで演奏したこともあって、この日もエリントン・ナンバーが中心。他のミュージシャンが取り上げられていない「It Shouldn't Happen to a Dream」もソロで披露した。あとカウンターで泥酔&睡眠中のお客さんに向けて、優しいバラードも少々。
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岡安芳明(g)佐々木悌二(b)高橋幹夫(ds)
1st set:
1.Summertime
2.Rhythm-A-Ning
3.But Beautiful
4.Corcovado
5.Blues for Basie(Burrell)
6.It Shouldn't Happen to a Dream(solo)/In a Mellow Tone
7.Take the A Train-Theme-
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2nd set:
8.Dreamy(Eroll Garner)
9.Soft Winds
10.Love for Sale
11.Sultry Serenade
12.My One and Only Love
13.Yardbird Suite
14.There Will Never Be Another You
15.Satin Doll
16.Things Ain't What They Used to Be-Theme-
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Encore:
17.Autumn Leaves
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by makotogotoh | 2017-06-18 04:11 | 岡安芳明

JAZZ講座 新「トミー・フラナガンの足跡を辿る」(第54回)

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大阪のOverSeasでジャズ講座、新「トミー・フラナガンの足跡を辿る」。この日はその54回目。この日、寺井さんの解説で聴いた演奏は、以下の通り。
『Ella Fitzgerald Newport Jazz Festival Live at Carnegie Hall』(Columbia)からからフラナガン参加の全16曲。
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by makotogotoh | 2017-06-11 04:11 | ジャズ講座

訃報 Bern Nix

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オーネット・コールマンとの共演などで知られる前衛ギタリストのバーン・ニックスが2017年5月31日、ニューヨークの自宅て死去した。69歳。1947年9月21日オハイオ州トレド生まれ。
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by makotogotoh | 2017-06-02 04:11 | 訃報