<   2017年 11月 ( 15 )   > この月の画像一覧

訃報 John Coates Jr.

a0107397_04484128.jpg
キース・ジャレットに影響を与えたといわれるピアニストのジョン・コーツ・ジュニアが、2017年11月22日ペンシツヴェニア州スクラトンにて死去した。79歳。1938年2月17日ニュージャージー州トレントン生まれ。


[PR]
by makotogotoh | 2017-11-28 04:11 | 訃報

2017.11.26 山田敏昭トリオCD発売記念ライヴ@ お茶の水Naru

a0107397_06323500.jpg
山田敏昭トリオのCD発売記念ライヴ最終日。お茶の水NaruのHPでは粟谷巧トリオと表記されていたが、スケジュールハガキや店頭告知では正しく掲示されている。
a0107397_06260878.jpg
11月最後の日曜、極寒の札幌とは対照的に東京は季節はずれの暖かさだ。客席には6月に札幌で演奏した小杉敏、金子健、旭川出身の楠井五月と、プロのベーシストが多数。札幌からも、円山公園の喫茶店グルーヴィーのマスターをはじめ、知人友人が多数集結。演奏前から和やかな雰囲気だ。休憩中もあちこちで談笑、CD販売&サイン会が自発的に行われている。演奏はアルバム収録曲を中心に進行。客席からピアニストの手元は見えないが、ハコが小さいのと演奏者間の距離が近いので、一体感がある。この日は3セット構成なので、1曲の時間を気にせずに、テーマの長い曲もじっくり展開できるのがメリットだ。大半のお客さんが帰った最終セット。若手トランペッターの山田丈造がシットイン。山田敏昭との血縁関係はないが、札幌ではパパ&息子の関係だという。スローボートのTシャツを着用した丈造(1991~)は、敏昭(1958~)トリオをバックに、ドーハムのMonaco、クリフォード・ブラウンの名演で知られるEasy Livnigを熱演。客席を大いに魅了した。
a0107397_06293763.jpg
山田敏昭(p)粟谷巧(b)伊藤宏樹(ds)
1st set:
1.Cool Walk(Oscar Peterson)
2.Take me In your arms(Mitchell Parish-Fred Marakush)
3.Embraceable You(George Gershwin)
4.I'll Remember April(Gene DePaul-Don Raye)
5.For Carl(Leroy Vinnegar)
a0107397_06275387.jpg
2nd set:
6.East of the Sun(Brooks Bowman)
7.Love for Sale(Cole Porter)
8.Say You're Mine(Duke Pearson)
9.Dear Old Stockholm(Traditional) feat.粟谷巧(b)
10.Now's the Time(Charlie Parker)
a0107397_06284500.jpg
3rd set:
11.They Say It's Wonderful(Irving Berlin)
12.Monaco(Kenny Dorham) with 山田丈造(tp)
13.Easy Living(Ralph Rainger-Leo Robin) with 山田丈造(tp)
14.Harlem Blues(Phineas Newborn)
a0107397_06384749.jpg
Encore:
15.Blues Everywhere(Shirley Scott)
a0107397_06235367.jpg

[PR]
by makotogotoh | 2017-11-27 04:11 | 山田敏昭

2017.11.24 山田敏昭トリオCD発売記念コンサート@TOKYO TUC

a0107397_07030867.jpg
9月17日の札幌グランドホテル オールドサルーン1934に続き、山田敏昭の新作CD『NOW'S THE TIME』発売記念コンサートがTOKYO TUCで行われた。
a0107397_07023528.jpg
山田敏昭がTUCで演奏するのは今回で2度目だ。前回は2008年、初CD『Romping Girl』の発売時に加藤真一(b)、小松伸之(ds)のトリオで出演。
今回は、日頃から札幌で活躍する録音メンバーを引き連れての出演である。
金子健(b)、澤田一範(as)、金子礼(as)とのセッションだった昨日の白山LABOに引き続き、この日も札幌ケニー・バレルの応援団が多数参加。さら前回出演時、山田の初CD発売記念コンサートをTUCでできるきっかけを作ってくださった恩人たちが、多くの友人を連れて客席に。こうした力強いサポーターから元気と勇気をもらった山田はリハーサルから気合い十分。リクエストがあったというので急遽バド・パウエルの曲を入れることになり、David Hazeltineのヴァージョンからヒントを得た「Cleopatra's dream」をラテンで。前半セットの最後はアルバム収録の「For Carl」。曲紹介の時、福居良の名前とMellow Dreamの曲名が山田の口から出た時、思わず会場から拍手が起こった。山田は「今夜はMellow Dreamは演奏しません」と否定したが、うれしい心遣いがあった。CD収録の「For Carl」は「Mellow Dream」がエンディングのみで引用されるが、この日の山田はイントロから「Mellow Dream」をルバートで弾く展開で、多くのファンを魅了した。後半のセットは、山田が敬愛するCedar Walton、Duke Pearson、Phineas Newborn、Kenny Dorhamといった、マニアックなナンバーが中心。スタンダードの「My One and Only Love」で粟谷のベースをフィーチャー、ドラムの伊藤もElvin Jones張りの唸り声と魂が乗り移ったようなスティックさばきで見せ場を作り、大いに盛り上がった。
a0107397_07121869.jpg
a0107397_07123458.jpg
a0107397_07132392.jpg
山田敏昭(p)粟谷巧(b)伊藤宏樹(ds)

1st set:
1.Cool Walk(Oscar Peterson)
2.Take me In your arms(Mitchell Parish-Fred Marakush)
3.Embraceable You(George Gershwin)
4.Cleopatra's Dream(Bud Powell)
5.Now's the Time(Charlie Parker)
6.For Carl(Leroy Vinnegar)
2nd set:
7.Bolivia(Cedar Walton)
8.Monaco(Kenny Dorham)
9.My One and Only Love(Guy Wood-Robert Mellin)
10.Say You're Mine(Duke Pearson)
11.Like Someone in Love(Jimmy Van Heusen)
12.Harlem Blues(Phineas Newborn)
Encore:
13.Autumn Leaves(Johnny Mercer-Joseph Kosma)-Billy Boy(Traditional)
a0107397_07134466.jpg


[PR]
by makotogotoh | 2017-11-25 04:11 | 山田敏昭

訃報 Jon Hendricks

a0107397_05464462.jpg
ヴォーカリーズの開祖で、ランバート・ヘンドリックス&ロスなどコーラス・ユニットでも活躍した歌手&作詞家のジョン・ヘンドリックスが、2017年11月22日マンハッタンで死去した。96歳。1921年9月16日オハイオ州ニューアーク生まれ。


[PR]
by makotogotoh | 2017-11-24 04:11 | 訃報

訃報 George Avakian

a0107397_07362001.jpg
ルイ・アームストロング、デューク・エリントンから、マイルス・デイヴィス、キース・ジャレットまで多くのジャズ・レコードのプロデュースを手掛けたジョージ・アヴァキアンが2017年11月22日ニューヨークにて死去した。98歳。1919年3月15日ロシアのアマルヴィル生まれ。


[PR]
by makotogotoh | 2017-11-23 04:11 | 訃報

訃報 Della Reese

a0107397_17391511.jpg
50年代から60年代にかけて、ジュビリーやRCAから多くのアルバムをリリース。ジャズ&ポップスの分野で人気を博した歌手のデラ・リースが2017年11月19日夜、カリフォルニアの自宅にて死去した。86歳。1931年7月6日デトロイト生まれ。


[PR]
by makotogotoh | 2017-11-21 04:11 | 訃報

訃報 Ben Riley

a0107397_14025899.jpg
セロニアス・モンクやケニー・バロンとの共演で知られるドラマーのベン・ライリーが2017年11月18日に死去した。84歳。1933年7月17日ジョージア州サヴァンナ生まれ。


[PR]
by makotogotoh | 2017-11-19 04:11 | 訃報

2018.1.17-2018.1.30 第42回スカンジナビアン・コネクション ヨルミーン・森・カプティン トリオのお知らせ

a0107397_06481367.jpg
クリスティアン・ヨルミーン(p)森泰人(b)セバスティアン・カプティン(ds)
2018年1月
17日(水) 那覇・Parker’s Mood
18日(木) 石垣・すけあくろ
19日(金) 名古屋・Mr.Kenny's
20日(土) 東京 ・ BODY & SOUL
21日(日) 東京・新宿Pit Inn

23日(火) 横浜・Kamome
24日(水) 浜松・Porte Teater
25日(木) 長岡・Cocktail Kubota
26日(金) 新潟・Jazz Flash
27日(土) 越生・山猫軒
28日(日) 横浜・Dolphy
29日(月) 札幌・くう
30日(火) 札幌・くう
[PR]
by makotogotoh | 2017-11-18 04:11 | 森泰人

2017.11.16 Benny Green Trio @ Cotton Club

a0107397_06333289.jpg
今年の春、新作『Happiness! Live at Kuumbwa』(Sunnyside)を出したBenny Green。前作『Live in Santa Cruz!』と同じ場所で収録されたライヴ録音だが、ドラマーがKenny WashingtonからRodney Greenに代わった。今回もその新作と同一メンバーで来日すると思いきや、変更の告知があった。今年の8月、Rodney Greenが抜け、Carl Allenが入ったという。Carl Allenは、長年Benny Golsonのカルテットで定期的に来日。Carl とBennyは35年前、1982年からの知り合いで、26年前、1991年にBenny Greenが結成した最初のTrioのドラマーであり、Blue Note時代の『Greens』『That's Right』『Testifyin'』といったリーダー作に参加した。90年代の前半、2人はFreddie Hubbardのバンドでも共演し、Jazz Futuresなど、多くのRecording Sessionでも起用された。毎年、5月頃に来日しているBennyだが、今年は晩秋。直前にクラブが入る建物(東京ビルTOKIA)の設備トラブルで水漏れが発生、予定されていた3日間公演のうち最初の2日が中止となった。最終日も実現できるか不安だったが、公演体制が整い、全国から新旧のファンが数多く駆けつけた。つまり今年の公演はこの1日限り。Steinwayはトイレ前の通路に移されており、ステージのピアノはYamahaのC3に変更されている。
Bennyは新作のジャケット同様、紫色のネクタイでステージに登場。Carl Allenは文字通りの巨漢。彼の左胸からも同色系のハンカチーフが見える。
最初のセットはミディアム・テンポのSweet Pumpkinで繊細にスタート。最初のみ軽やかだが、徐々に次第に熱を帯び力の入ったソロへ。ピアノ、ベースのソロの後、ドラムとの8小節交換。ラスト・テーマはサビから戻って短く。2曲目の前に、ジャケットを脱ぎ、首元のネクタイも緩める。オリジナルのKenny Drewはマイナー調でしっとりと。ソロはピアノのみ。続いてハンク・ジョーンズの古いオリジナル。ラテン・リズムのイントロからバップ調のメロディ。右手のみによるバップ調の長いライン、フィニアス・ニューホーン張りの両手でのユニゾン。ドラム・ソロを大きくフィーチャー、会場からは大きな拍手が。バラードのSomething I Dreamedは、50年代マイルスの名演のひとつ。ルバートの長いイントロから、イン・テンポ。繊細なタッチでレッド・ガーランドを思わせるブロック・コードで仕上げた。そろそろステージも折り返し点。ここから後半、大きなストンプで、Carl Allenにシャッフル・ビートを合図。フレディ・ハバードのオリジナルと続く。もちろんジャズ・メッセンジャーズ風のサウンドで、ソロはベースのDavid Wongが先発。続いてBennyがBobby Timmons張りのサウンドをエネルギッシュに披露。エンディングはトリオ全体で音量を絞ってフェイド・アウト。続くHumpreyは90年代のBenny Green Trioを知るファンには懐かしいオリジナルだろう。この曲はWalter Davis Jr.に捧げたBennyのオリジナルで、彼の風貌がHumphrey Pennyworthという漫画のキャラクターに似ているところからこのタイトルがつけられた。Duke PearsonはBennyが長年、尊敬&研究しているピアニスト&作曲家のひとり。ベースのパターンで始まる「Lament」は、ドナルド・バードの人気盤『Fuego』に入っているPearsonのオリジナルだ。この知られざる佳曲を内省的に仕上げると、いよいよフィナーレへ。イントロは往年のKeith Jarret風だが、すぐに8ビートのゴスペル・ナンバーとわかる。シンプルな構成だが、途中で転調を何度も繰り返し、Ray BryantやJunior Manceを思わせるブルージーなサウンドで聴衆を魅了。アンコールはWes Mongomeryの速いブルースで終了。

後半のセットは、17年前に書いたというオリジナルでスタート。2曲目は新作『Happyness!』でも取り上げたHorace Silverの名曲へ。こういう曲を取り上げると、ジャズ喫茶の全盛期、Hard Bop黄金時代の熱気が生き生きと蘇る。ピアノ・ソロからセカンド・リフに移って、会場からは大きな拍手が。ドラムとの激しい小節交換も鮮やかに。続いて自作のバラードEnchanted Forrestを繊細に仕上げ、Cedar Waltonのラテン・ナンバーへ。続くWeaver of Dreamsはバラード。ルバートのソロからインテンポでリズムが加わる。さらにCeder Waltonのブルースは急速調。後半はEverybody I Have the Bluesのリフを提示し、ラスト・テーマへ。大きな拍手の後、3曲目のバラードは、なんとIdle Moments。Grant Greenの同名盤で知られるDuke Pearsonの名曲だが、思わず目を閉じて聴いてしまう。最後は再びCedar Waltonのオリジナル。テンポは急速調、テーマも長いが、曲作りのうまさで定評のあるCedarらしい作風。アンコールはBG3に再加入したCarl Allenにちなんだ新しいBlues。Bennyの古いオリジナルにCarl's Bluesという曲があるが、このCarl's Bruiseはそれとは違う新曲。シンプルながら力強いタッチで盛り上げて無事終了。終演後はロビーで新作CDの販売&サイン会。ひとりひとりのファンとの交流を大切にするBennyは、再会を喜び、記念撮影と会話も楽しんでいた。トリオはこの後、韓国ソウルに移動、2日間の公演が予定されている。
a0107397_06333565.jpg
(左から井上智(g),Benny Green(p),金子健(b)。3人はKBS TRIOとして2枚のアルバムをリリース)

BennyGreen(p) David Wong(b) Carl Allen(ds)
1st set:
1.Sweet Pumpkin(Ronnell Bright)
2.Kenny Drew(Benny Green)
3.Minor Contention(Hank Jones)
4.Something I Dreamed Last Night(Sammy Fain,Jack Yellen,Herb Magidson)
5.Down Under(Freddie Hubbard)
6.Humphrey(Benny Green)
7.Lament(Duke Pearson)
8.I Wish I Knew How It Feels to Be Free(Billy Taylor)
Encore:
9.Twisted Blues(Wes Montgomery)

2nd set:
10.Pittsburg Brethren(Benny Green)
11.St.Vitus Dance(Horace Silver)
12.Enchanted Forest(Benny Green)
13.Latin America(Cedar Walton)
14.Weaver of Dreams(John Moon Elliott, Victor Young)
15.The Newest Blues(Cedar Walton)
16.Idle Moments(Duke Pearson)
17.Ground Work(Cedar Walton)
Encore:
18.Carl's Bruise (Benny Green)
a0107397_17152035.jpg

[PR]
by makotogotoh | 2017-11-17 04:11 | Benny Green

2017.12.8-19 スウェーデンの森 帰国ツアーのお知らせ

a0107397_14390954.jpg
7日(木) 横浜 Kamome (Trio')
8日(金) 軽井沢 江戸原ペンション 山口泰一郎(pf)・森 泰人(bs) デュオ
9日(土) 市川市本八幡 Cool Jojo (Trio')
10日(日) 越生 山猫軒 (美獣S27/堀内実智代、山口泰一郎、森 泰人、サバオ渡辺)
11日(月) 東京 三軒茶屋 Whisper (サバオ渡辺、田村博 他)
12日(火) 東京 代官山 Lezard (Trio')
13日(水) 横浜 日吉 ワンダーウォール (美獣S27)
14日(木) 上田 レストラン柴崎 (美獣S27)
15日(金) 安曇野 カフェレストラン清雅 (美獣S27)
18日(月) 名古屋 Doxy (森・山口・つの犬・堀内美智代)
19日(火) 浜松 ハーミットドルフィン (森・山口・つの犬・堀内美智代)

[PR]
by makotogotoh | 2017-11-15 04:11 | 森泰人