トミー・フラナガンの足跡を辿るシリーズの第72回目。この日、寺井さんのためになる解説で聴いたアルバムは以下の通り。 220.『Free Will/Bennie Wallace』から「The Free Will」「Sophisticated Lady」「Star Eyes」の3曲。当時売り出し中のテナー奏者、ウォレスとの共演作。派閥違いの顔合わせながら、南部の香りをもち、伝統と前衛を融合、エリック・ドルフィーとアーチー・シェップを消化したウォレスの緻密に計算されたサウンドを満喫しました。 221.『Super Session/Tommy Flanagan』(Enja)から全6曲。Red Mitchell、Elvin Jonesと組んだ豪華な顔合わせが魅力の作品でした。 222.『Standards/Super Jazz Trio』(Baystate)より「Softly, As in A Morning Sunrise」「A Night in Tunisia」「Someday My Prince Will Come」「Autumn Leaves」の4曲。 講座本(第6巻)も好評発売中。 #
by makotogotoh
| 2009-09-12 04:11
| ジャズ講座
このアルバム『What Is There To Say+2』は彼女が残した未発表音源シリーズの第3弾。最初の6曲は1958年の放送音源。そのうち(3)から(6)の4曲は「スティーヴ・アレン・ショウ」からで、ピアノはサー・ローランド・ハナだ。続く4曲は1956年録音のダンス音楽で、ジャズ度は低いのだが、はじめて聴く彼女の声がとても新鮮だ。(11)と(12)が追加の2トラックで、(11)はケニーが詞を書いた曲をダイアン・ハブカが歌った新録音。インタビューの(12)は彼女の音楽観を知る上でも貴重だ。 このディスクが貴重なのは音源だけではない。チャック・スチュワートが撮影した未発表写真を含む長編エッセイ『The Last Days of Beverly Kenney』が泣かせる。これは生前のビヴァリーを知るモート・ローウィンスタイン氏が書き下ろしたノンフィクションで、ステージを離れた彼女が晩年どんな生活を送っていたかを知る知る上で参考になる資料だ。2009年8月19日発売。XQAM-1035。 #
by makotogotoh
| 2009-09-09 04:11
| SSJ
パパ・ジョー・ジョーンズに師事し、コールマン・ホーキンスやロイ・エルドリッジと共演、オリヴァー・ジャクソンとのコンビでも知られ、教育者としても活躍したパーカショニスト&ドラマーのエディ・ロックが、がんのため2009年9月7日早朝、ニュージャージー州ラムゼイで死去した。1930年2月8日デトロイト生まれなので享年79歳。みなさんも「Caravan」の名演を聴いて故人を偲びましょう。 #
by makotogotoh
| 2009-09-08 04:11
| 訃報
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