開演直前「拍手が演奏が終わってからお願いします」といった趣旨のアナウンスが流れる。通常のジャズ・コンサートでは、各奏者のソロが終わったところで拍手が入る。このホールはクラシックのコンサートで使われ、ジャズではめったに使われない。そのためいわゆる「フライング」が多いのだろう。なのでこの日は、ピアノやベースのソロが終わっても手をたたくことはできず、ラスト・テーマの最後の一音の残響が消えるまで、拍手ができない。 音響のよいホールなのでPAはほとんど使わず、少しのベース・アンプのみ。1曲目からキビキビとした小橋の動きが印象に残る。ほどよい緊張感があって、ホールの音響のよさを曲毎に確認しているかのようにみえる。選曲は2009年の『アムステル・モーメンツ』と、この5月に出たばかりの新作『Waltz for Debby』から。MCはフランツと小橋が交互に行ったが、スティーヴ・キューンに師事し、ニューヨークやアムステルダムで音楽中心の生活を続ける小橋のメッセージに、人生の重みを感じた。 1st set: 1.Black Ice(Improvisation)/Blue in Green(Evans-Davis) 2.Peau Douce(Steve Swallow) 3.Ida Lupino(Carla Bley) 4.One Could Have Loved(Gary McFarland) 5.Soul Eyes(Mal Waldron)/Luiza(Jobim) 6.Waltz for Debby(Evans) 2nd set: 7.Drifting Pedals(R.Towner) 8.Don't Explain(Holiday-Herzog) 9.Remember(S.Swallow) 10.Turnaound(Ornette Coleman) 11.Delft Blue(Kohashi) 12.Solitude(Duke Ellington) Encore: 13.Smile(Chaplin)
by makotogotoh
| 2013-06-26 04:11
| 小橋敦子
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