吉田と佐々木は早めに到着。普段は余裕をもって到着する岡安が一番遅い会場入りとなったのは、直前まで行っていたレッスンが延びたためだ。この日はスタッフの浅羽君が不在、いつも準備してくれているはずのアンプと椅子のセッティングに、少し手間取る。 この日持ってきたギターは、録音でも使用した1968年製のスーパー400。さすが3日目ということで、演奏は最初から好調。各人のソロは基本3コーラスだが、最終コーラスで仕掛ける倍ノリと、その後に続くバース・チェンジを聴くと、まさに25年以上の共演歴を誇る3人。まさに阿吽の呼吸といった感じだ。アルバム未収録の「My Old Flame」は、ビリー・ホリデイの歌を彷彿とさせ、これも未収録の「マイ・リトル・スウェード・シューズ」はラテン・リズムで、目の前で演奏している3人の会話の楽しさが伝わる。 後半のセットでちょっとしたハプニングが発生した。エリントン・メドレーの時、ソロで演奏するつもりの岡安に、ピアノのオブリガートを入ったため、そのままトリオへ。続く「A列車で行こう」では、岡安はギターを炸裂させた。その後バラード、ブルースで続き、アンコールの「バイ・バイ・ブラックバード」には、皮肉がこめられていたのかもしれない。 1.Just Squeeze Me 2.'S Wonderful 3.What Am I Here For 4.The Things We Did Last Summer 5.Steeplechase 6.My Old Flame 7.Here Comes C.T. 8.Things Ain't What They Used to Be(-Theme-) 9.In a Mellow Tone 10.Will You Still Be Mine? 11.Ellington Medley:In a Sentimental Mood/Take the A Train 12.My Little Suede Shoes 13.Misty 14.Kelly Roll 15.Things Ain't What They Used to Be(-Theme-) 16.Bye Bye Blackbird
by makotogotoh
| 2014-02-23 04:11
| 岡安芳明
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