今回追悼盤として、ジャケット装丁も新たに、26年ぶりに復刻されたこのアルバムは、1989年9月、オールアート・プロモーション石塚孝夫のプロデュースで制作された。興味を惹くのは、当時無名の若手だったピーター・ワシントンとルイス・ナッシュの参加だ。マイク・レンジはテイトの他のアルバムにも参加しているが、ここでは普段は使うシンセサイザーを排し、全編ピアノで通している。選曲も「アンフォゲッタブル」「ルート66」といったナット・キング・コール関連のスイング感溢れる歌、「あの娘の顔に慣れてきた」「時の過ぎ行ゆまま」の情感あふれるバラードも素晴らしいが、このアルバムを録音するにあたり、愛妻のために書いたテイトの自作曲「ドリーム・ラヴ」がやはり絶品。今回の解説書にはプロデューサーの石塚孝夫が語るグラディ・テイトの思い出も収録されている。クリスマスの夜に、素晴らしい歌手、グラディ・テイトの偉業に敬意を表して。
by makotogotoh
| 2017-12-25 04:11
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