クリスマスも終わり、いよいよ今年もライヴ納め。ということで、MJQことMike'sJazz Quartetを聴くために西荻窪まで。気心のしれたベテランの実力者4人で構成されたこのグループは、今年レコーディングを行った。発売は来年のはずだが、具体的時期は未定のようだ。この日が仕事納めというマイクさん。最初のセットは、ポール・チェンバースの『Go』のアレンジを採用した「Just Friends」でスタート。キャノンボールを思わせる大山のアルト、ウイントン・ケリーを彷彿とさせる関根のピアノが光る。続いてベース・パターンで始まるフレディ・ハバードのオリジナルを経て、北欧の白夜をイメージしたクインシー・ジョーンズの名曲をバラードで。ここでもフィル・ウッズに通じる大山のアルトが大きくフィーチャーされる。続いて新作の表題曲「セ・シ・ボン」で、アルト・ソロの途中、ベートーヴェンの「第九」が引用され客席から歓声と拍手がわき起こる。後半のセットはジム・ホールの「Simple Waltz」から。シンプルというタイトルとは正反対の難曲をしあげると、本当にシンプルな「ワイ・バイ・ワン」をジャズ・メッセンジャーズ風に。ハイライトは、ナット・キング・コールで有名な「Nature Boy」を吉野のアルコをフィーチャーした美しいバラードで。続いてロリンズの名曲を急速調、最後はモンクの香りを少し残したマッコイ作の名ブルースで無事終了。 1st set: 1.Just Friends(Sam M. Lewis-John Klenner) 2.Crisis(Freddie Hubbard) 3.The Midnight Sun Will Never Set(Quincy Jones) 4.C'est Ci Bon(Henri Betti) 5.Simple Samba(Jim Hall) 6.One by One(Wayne Shorter) 7.Nature Boy(Eden Ahbez) 8.Airegin(Sonny Rollins) 9.Blues on the Corner(McCoy Tyner)
by makotogotoh
| 2017-12-27 04:11
| マイク・レズニコフ
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