2006年3月、『Young And Foolish』で日本デビューを果たしたマティアス・アルゴットソンの第2弾。黄金時代のピーターソン・トリオを支えた名手エド・シグペン(ds)と、カトリーヌ・マッズセン(vo)の夫でもあるイェスパー・ボディルセン(b)とのトリオ。1971年ストックホルム生まれというマティアスのスタイルは、(6)を聴けば一発でわかるようにピーターソンをコンパクトにした感じ。曲によってバロック音楽のアプローチを使うあたりはルイス・ヴァン・ダイクやジョン・ルイスにも通じる部分もある。(1)のタイトルはエド・シグペンのニックネーム。リズム・チェンジのシンプルなナンバーで、小気味よくスイングしていく。1曲目からハッピーでスイング感溢れる演奏で惹きつける。(3)はロバート・マルンベルグが『LINNEA』でも取り上げていた佳曲。(4)は6/8のリズムが新鮮。(7)は意欲的なソロ。(8)は曲としては意欲作だが、途中でFOするのが残念。軽やかな(2)もいい。そして(5)と(10)のバラードが絶品! (曲目)1.Mr. Taste 2.Manhattan 3.Jag Har Bott Vid En Landsvag 4.Bye Bye Blackbrid 2007年09月19日発売。SOLSV0006。
by makotogotoh
| 2007-08-25 20:25
| ピアノ
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