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このジャケットはアメリカ人の俺から見ても最悪だ(ある米人)。

このジャケットはアメリカ人の俺から見ても最悪だ(ある米人)。  _a0107397_7583821.jpg以下、あるアメリカ人との会話。
後藤:日本の音楽ファンは、よく“ジャケット買い”をするんだ。
ある米人:なんだ、その“ジャケット買い”って?
後藤:《ジャケットがいいアルバムは、中身の音楽もいい》という、まぁ一種の迷信だ。日本にはどのジャンルにも、そういうファンが少なからずいて、いわゆるセクシーなジャケット、芸術性の高いジャケットに“一目ぼれ”して、そのCDを買う人がいるということだ。ジャケットばかり集めた美術本も出ているくらいだ。
ある米人:では一部のレーベルに顕著な、女性のヌード写真や、脚線美を強調したデザインが多いのはなぜ?
後藤:そういう志向をもつ、日本人男性を狙ったものだろう。女性の裸を商品化したようなジャケットは、女性のジャズ・ファンは敬遠すると思う。
    ところで、ジョン・メイヤーの前作だが、日本人は“ジャケ買い”しないと思う。残念ながら。
ある米人:日本人の基準は、よくわからない。しかし、このジャケットは、アメリカ人の俺がみても、最悪だな。とても買いたくなる代物ではない。
後藤:そうかもしれんが、彼にとっては最愛の妻なんだ(苦笑)。

ベテラン・ピアニストのジョン・メイヤーも少し反省したのか?今回は芸術性の高いジャケット(上参照)で頑張ってます、はい。RSR CD 191。
by makotogotoh | 2007-09-25 08:02
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