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JAZZ講座 新「トミー・フラナガンの足跡を辿る」(第70回)

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大阪のOverSeasでジャズ講座 新「トミー・フラナガンの足跡を辿る」。この日はその70回目。この日寺井さんの解説で聴いた演奏は、以下の通り。
218.Communications:Live at Fat Tuesday's Vol.1(PaddleWheel)より全5曲。
219.Communications:Live at Fat Tuesday's Vol.2(PaddleWheel)より全5曲。
220.The Free Will / Bennie Wallace(Enja)より全6曲。

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by makotogotoh | 2018-10-14 04:11 | ジャズ講座

訃報 Hamiet Bluiett

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ワールド・サキソフォン・カルテットの設立メンバーでバリトン・サックス奏者のハミエット・ブルーエットが、2018年10月4日朝ミズーリ州セントルイスの大学病院にて死去した。78歳。1940年9月16日イリノイ州ブルックリン生まれ。


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by makotogotoh | 2018-10-10 04:11 | 訃報

「One for Amos」のAmosとは誰?

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 ベース奏者サム・ジョーンズ(1924-81)のオリジナルに「One for Amos」というブルースがある。この曲を”サム・ジョーンズがR&Bのピアニスト、エイモス・ミルバーン(1927-80)に捧げた曲”という人がいるが、明らかな間違いだ。本当のAmosは、Amos A.Kaune(2012年2月4日死去 享年80歳)という、長年ニュージャージーのジャズ・シーンを支えてきた支援者である。Amosは60年代からニュージャージー州で複数のジャズクラブを経営、ジャズという音楽を愛し、ジャズ・ミュージシャンに敬意を表し、多くのミュージシャンからも愛された。サム・ジョーンズとこのAmosは仲がよく、彼に捧げてこのブルースを書いたというのが真実だ。ちなみにピアニストのジャック・ライリーも「Minor Your Own Amos」という曲をAmosに捧げている。また、この曲にはOne for AmosとBlues for Amosという2つのタイトルで知られているが、オリジナルはOne for Amosの方だ。


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by makotogotoh | 2018-10-09 04:11

2018.10.7. Toshiaki Yamada Trio @ Sometime

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前日に出演した横浜ジャズプロプナードでは、NHK横浜放送局1Fのスタジオで演奏。立ち見がでるほどの盛況ぶりで、他の会場で演奏していた多くのミュージシャン仲間も駆けつけたという。この日は3連休の中日ということもあって、札幌をはじめ全国から山田ファンが多数集結、会場のサムタイムは超満員に。 
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前半のセットはEast of the Sunでスタート。3曲目のBut Beautifulはバラード。あまり知られていないヴァースから弾き、聴衆を魅了。後半のセットではBud Powellの有名曲やNorman Simmonsのブルース、自作のRomping Girlなども演奏。この日は山田にとって60回目の誕生日。最後は粟谷の仕込んだサプライズでバースデイ・ケーキが登場。カウンターにいた片倉真由子がピアノを弾いて、全員の大合唱で山田の還暦を祝った。

山田敏昭(p) 粟谷巧(b) 伊藤宏樹(ds)
1st set:
1.East of the Sun
2.Take Me in Your Arms
3.But Beautiful
4.Love Letters
5.Cedar's Blues
2nd set:
6.Just in Time
7.Say You're Mine
8.Cleopatra's Dream
9.Hallucinations
10.For Carl
11.Midnight Creeper
12.Cottage for Sale
13.Romping Girl
Encore:
14.They Say It's Wonderful
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by makotogotoh | 2018-10-08 04:11 | 山田敏昭

訃報 北野タダオ

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アロージャズオーケストラの創設者でピアニストの北野タダオが2018年10月3日、肺炎のため神戸市灘区の病院にて死去した。84歳。
アロージャズオーケストラは1958年、大阪のナイトクラブ「クラブ・アロー」の専属バンドとして結成され、クラブ閉店の71年まで活動した。閉店後、独立したビッグバンドとして活動を続ける。北野は2008年にオーケストラを引退するが、コンボ(グレイヴィーエイト)の一員として武庫之荘のライブスポットアロー、大阪梅田の「ミスターケリーズ」でピアノを弾き続けた。アロージャズオーケストラは1964年1月、2回目の来日を果たしたエラ・フィッツジェラルドと共演。ホテルオークラでライヴ音源を残した。アイ・ジョージのヒット曲「硝子のジョニー」の本当の作曲者は、北野タダオだったと伝えられる。


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by makotogotoh | 2018-10-06 04:11 | 訃報

2018.10.2.『楠井五月&ウラジミール・シャフラノフ 』アルバム発売記念ライブ@Body and Soul

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 今回の来日は9月28日の北九州に始まり10月7日の佐世保ジャズ2018まで、鎌倉規匠(ds)の仕切りでトリオで回っている。楠井五月とシャフラノフのデュオは、この日のみ。昨年6月に発売されたデュオCDの発売記念ライヴである。この日のMCは楠井が担当。まずは尊敬するシャフラノフを客席に紹介。バラードでスタート。同じレパートリーでも、トリオとデュオでは内容はまったく異なる。アンサンブル重視のトリオに対し、即興の会話を楽しむデュオといった具合だ。
 70年代末から80年代にかけて、ニューヨークのブラッドレイズで同業者たちとともに巨人のデュオを数多く聴いたシャフラノフ。バラードのEmbraceable Youでは、テーマの後、ベースにソロを回し、続く自らのソロはパーカーのQuasimodoから切り出すというアイディアは、ブラッドレイズでTommy Flanagan-George Mrazのデュオを聴いた経験があるからだ。後半のセットでは、遊びに来ていた鎌倉が3曲で参加。アンコールは再びデュオ。バラードで静かに締めくくった。
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楠井五月(b) Vladimir Shafranov(p)
1st set:
1.Autumn in New York
2.Autumn Leaves
3.Lament
4.Satin Doll
5.Chelsea Bridge(solo)-Star Crossed Lovers
6.Take the A Train
7.One for Amos
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2nd set:
8.Easy to Love-Hallucinations
9.Darn That Dream
10.I Thought About You
11.Holy Land
12.Embraceable You
13.All God's Chillun Got Rhythm with 鎌倉規匠(ds)
14.Once I Loved with 鎌倉規匠(ds)
15.A Beautiful Friendship with 鎌倉規匠(ds)
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Encore:
16.But Beautiful-What a Wonderful World
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by makotogotoh | 2018-10-03 04:11 | Vladimir Shafranov

2018.10.01 Vladimir Shafranov Trio@ 豊洲文化センター サブ・レクホール

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 昨年12月に収録した守新治(ds)名義のライヴ盤を、今年5月にリリースしたウラジミール・シャフラノフの日本ツアーの2日目。初日は北九州若松の大ホール。台風のなかの東京に移動、この日は豊洲にある江東区区民向けの貸ホール。ピアノはアップライトと寂しいが、背景にはマンハッタンの摩天楼のような夜景が。
最初のセットはバラードからスタート。重厚なタッチのAutumn in New York。まさにバド・パウエル流。続いて軽快なテンポのAutumn Leaves。エンディングでメジャーに転調し、Bachを引用するのがシャフラノフ流。J.J.JohnsonのLamentは再びバラード。ここでもパウエルのような重厚感とアルペジオが冴える。最初の3曲で惹きつけた後、リラックス・ムードにチェンジしてエリントンの2曲。ピアノ・ソロではHi Flyを引用、ベース・ソロは弓弾き。楠井がヴァイオリンのような軽快さでよく歌う。おなじみサム・ジョーンズのオリジナル・ブルースで終了。
 休憩後、後半のセットは、Cedar WaltonのHoly Landから。これもおなじみのレパートリーで、ピアノ・ソロではDear Old Stockholmを引用、後半の4バースでドラムの鎌倉にスポットを当てる。続くバラードはBut Not For Me。ルバートのヴァースから入り、その後ミディアムでスイング。ベースのソロで、転調して変化をつける。Bill Evansが浮かんだのか、ここでピアノ・ソロのWe'll Be Together Again、イン・テンポでリズムが入ってMy Romanceへ。このセットの最後もEvansゆかりのワルツで終了。そのままアンコールはいつものBeautiful Friendshipで無事終了。終演後もCD販売とサイン会、ファンとの撮影会で大いに盛り上がった。
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Vladimir Shafranov(p) 楠井五月(b) 鎌倉規匠(ds)
1st set:
1.Autumn in New York
2.Autumn Leaves
3.Lament
4.Satin Doll
5.Prelude to a Kiss
6.One for Amos
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2nd set:
7.Holy Land
8.But Not For Me
9.We'll Be Together Again(solo) - My Romance(trio)
10.Someday My Prince Will Come
Encore:
11.A Beautiful Friendship
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by makotogotoh | 2018-10-02 04:11 | Vladimir Shafranov