訃報 Roy Hargrove

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トランペット奏者のロイ・ハーグローヴが2018年11月2日、腎機能不全に起因する心肺停止のためニューヨークで死去した。49歳。1969年10月16日テキサス州ウェイコー生まれ。
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# by makotogotoh | 2018-11-04 04:11 | 訃報

2018.11.2 Akiko Toyama Trio @ SaltPeanuts

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9月16日に、トリオ結成10周年記念のスタジオ&ライヴ2枚組を発表した外山安樹子を聴くために江古田の「そるとぴーなっつ」へ。10月は三重、奈良、神戸、名古屋の各地を回り、11月に入ったところで3度目の都内ライヴである。この日の客席は90%以上が男性。
前半のセットはすべて新作収録曲。曲間のMCは奨学金の完済と幼稚園受験&面接が話題。後半のセットも新作のレパートリーでスタート。途中「気分を変えたい」関口の提案でスタンダードの「Beautiful Friendship」。イントロはベースで始まったが、後半はピアノとドラムのバース・チェンジをフィーチャー。続いてクリスマス・ミニ・アルバム収録のオリジナル「Snowing Town」を経て、アルバム表題曲で締めくくる。アンコールはスタンダードの「枯葉」。短く仕上げ、そのまま前作収録のオリジナルの「はじまりの秋」で無事終了。来週の後半は故郷の札幌で演奏する。

外山安樹子(p) 関口宗之(b) 秋葉正樹(ds)
1st set:
1.It Would Be Opened to You
2.Harutooshi(春遠し)
3.Dear Old Stockholm
4.To the End of the Earth
5.Sky Above Dazzling Ocean (SADO)
6.A Night in Tunisia
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2nd set:
7.The Time Begins to Walk
8.Mystic Cathedral
9.Beautiful Friendship
10.Snowing Town
11.Toward the 11th
Encore:
12.Autumn Leaves-はじまりの秋
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# by makotogotoh | 2018-11-03 04:11 | 外山安樹子

2018.10.29 Bohuslän Big Band Meets Kimiko Itoh, Yoshiko Kishino and Toku@江東区文化センター

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 日本とスウェーデンが外交関係を樹立して150年という節目に当たる2018年。それを記念して1月からさまざまなイベントが開催されてきた。イエテボリに拠点をおくボーヒュスレーン・ビッグバンド(BBB)も通算4度目の来日。10月13日から29日まで十日町、岡崎市、神戸、米子、東京、札幌、浜松を回り、ホールやホテルでの公演以外に中学生向けのクリニックなども行ってきた。この日がツアー最終日。伊藤君子、木住野佳子、TOKUの3人がゲストで加わる豪華なステージとなった。

 最初のステージはゲストなしでBBBのみの演奏から。MCは日本とスウェーデンの架け橋として長年、草の根運動を続けてきたベースの森泰人。1曲目はHorace Silverの「Room608」。初代ジャズ・メッセンジャーズがグループ正式発足以前に録音した1曲で、サムエル・オルソンとミカエル・カールソンがステージ中央に登場。これはQuincy Jonesのアレンジで演奏したHarry Arnoldのオーケストラを彷彿させる。続くWayne Shorterの「Lady Day」ではtbのクリステル・オロフソンがテーマ。マッティン・スヴァンストゥルム(cl)のソロ。ニクラス・リード(tb)がアレンジした「West 22nd St.Blues」は、酔っ払いの千鳥足を表現したようなブルースで、サミュエル・オルソン(tp)がワーワー・ミュートを使ってブルージーに演奏。スウェーデンはブラジルと並んで名旋律の宝庫といったのはToots Thielemansだが、ダーラナ地方に伝われる民謡のメロディをモチーフにした「Torn-Eriks Visa」はニルス・リンドベリのアレンジ。ロビン・リードクヴィスト(flh)が哀愁あふれるメロディを見事に奏でる。
 ここから最初のゲストが登場。トップバッターはTOKU。BBBもTOKUも2015年にフランク・シナトラ・トリビュートのアルバムを発表しており、シナトラゆかりのナンバーから。Mr.Sandmanではビヨルン・セーデルグレンがソロイストとして活躍。人気の「Fly Me to the Moon」はベースの伴奏のみで歌い始め、途中からBBBが加わりゴージャスに。2001年にBBBはルー・ソロフとアダム・ナスバウムを迎え、ギル・エヴァンスとマイルス・デイヴィスにトリビュートしたステージを行ったが、この後はそのレパートリーから。ここからはTOKUのレパートリーが2曲で最初のセットを終了。
 15分の休憩後、後半のセットは2人目のゲスト、木住野佳子が登場。木住野も2016年にスウェーデンを訪れBBBと共演している。ステージは木住野のオリジナルが中心。Con Passioneはボサ。ソロはtbのクリステル・オロフソン。砂時計(Sand Klocka)でヨアキム・ローランドソンがアルト・ソロ。坂本九の歌で知られる「上を向いて歩こう」はさきほどクラリネットで登場したマッティン・スヴァンストゥルムがアルト・サックスでソロ。デビュー・アルバムの表題曲「Fairly Tale」を、テナーとドラムをフィーチャーした派手なエンディングで盛り上げた。
 最後のゲストは小豆島出身の伊藤君子。2004年には小曽根真率いるNo Name Horsesとの共演作「一度恋をしたら」を発表した伊藤。この日も小曽根アレンジによる「Just Friends」「チュニジアの夜」を熱唱。サイモン&ガーファンクルで知られる「Bridge Over Troubled Water」はリチャード・ティーの編曲。ラストは再び小曽根アレンジの「I Cried For You」で締めくくる。アンコールはゲストが全員集合、Kenny Clarke=Francy BolandのBフラットのブルースで無事終了。
1st set:
Bohuslän Big Band
1.Room 608 (Horace Silver)
2.Lady Day (Wayne Shorter)
3.West 22nd Street Blues (Bobby Hutcherson)
4.Torn-Eriks Visa (Swedish Folk Song arr. Nils Lindberg)

Bohuslän Big Band with Toku
5.Mr.Sandman
6.Fly Me to the Moon
7.My Ship - Miles Ahead
8.Maxine (Donald Fagen)
9.Shine On (Toku)

2nd set:
Bohuslän Big Band with Yoshiko Kishino
10.Con Passione (Yoshiko Kishino)
11.砂時計(Yoshiko Kishino)
12.上を向いて歩こう(arr.Yoshiko Kishino)
13.Fairy Tale(Yoshiko Kishino)

Bohuslän Big Band with Kimiko Itoh
14.Just Friends (arr.Makoto Ozone)
15.A Night in Tunisia (arr Makoto Ozone)
16.Bridge Over Trouble Water (arr.Richard Tee)
17.I Cried for You (arr.Makoto Ozone)

Encore:
Bohuslän Big Band with Kimiko Itoh,Yoshiko Kishino and Toku.
18.New Box (Francy Boland)

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# by makotogotoh | 2018-10-30 04:11 | 森泰人