人気ブログランキング | 話題のタグを見る

KENNY BURRELL IS FOREVER / Yoshiaki Okayasu

KENNY BURRELL IS FOREVER / Yoshiaki Okayasu_a0107397_20071209.jpg
2024年11月20日、日本を代表するジャズ・ギタリスト岡安芳明が最も敬愛するケニー・バレルに捧げたケニー・バレル作品集『KENNY BURRELL IS FOREVER』が発売される。2020年4月発表のソロ・ギター第2弾『バラード・フォー・ザ・ナイト』に続く、岡安芳明にとって4年7ヶ月ぶりの新作。
30数年前、『ブルーノート東京』で初めてケニー・バレルの生演奏を観て、驚きと発見、衝撃と感動を覚え、以来ずっと追い求めてきた。 編成はギター、テナー・サックス、ピアノという変則のトリオだ。共演の安保徹と吉田桂一。これまで岡安のリーダー作に何度も参加、岡安がもっとも信頼を寄せ る腕の確かな真のミュージシャンである。ドラムとベースは不在だが、この3人で何度もリハーサルを重ね、試行錯誤を繰り返し、レパートリーも絞りこみ、バレルの オリジナル曲のみで構成することになった。今回、岡安が弾いたギターは、銘器ディアンジェリコ・ニューヨーカー(1949年製)。5曲目の「ブルー・ミューズ」のみア ンプは通さず生音で収録している。

1.Sausalito Nights
2.Loie
3.Listen To The Dawn
4.Blues For Del
5.Blue Muse
6.Be Yourself
岡安芳明 / Yoshiaki Okayasu (guitar/ ギター)
吉田桂一 / Keiichi Yoshida (piano / ピアノ)
安保徹 / Toru Ambo (tenor saxophone / テナー・サックス)
録音 2024年7月23、24日
All songs composed by Kenny Burrell
Except #1, #5 Kenny Burrell, Richard Lee Evans

# by makotogotoh | 2024-10-19 04:11 | 岡安芳明

2024.10.10 Yoshiaki Okayasu Trio@Soul Trane

2024.10.10 Yoshiaki Okayasu Trio@Soul Trane_a0107397_16033685.jpg
 待望のニュー・アルバムが来月20日に発売される予定だ。ケニー・バレルを追い求めて30数年。トリビュート企画は、何度も提案されてきたが、その都度固辞してきた岡安。バレルも93歳になり、ようやく積年の感謝の思いをこめた作品が完成したという。「秋はデューク・エリントンの季節。ということで本日はすべてエリントンの曲をやります」と宣言。 
 最初のセットはギター・ソロから。2曲目はメドレー。ここで安保を迎え、バラードの「All too Soon」、スイングの「Perdido」と続く。さらに吉田も加わって「C Jam Blues」。ギターはディミニッシュ・スケールを駆使、テナーへバトンタッチ。ソロの2コーラス目からギターのリフが入る。長めのイントロから入った「In a Mellow Tone」は、ギターのソロがダイナミック。チェンジ・オブ・ペースの「Solitude」は静かなバラード。ギター、ピアノのソロが美しい。「Don't Get around Much Anymore」では、渾身のギター・ソロ。テナーとの4小節交換で盛り上がって最初のセットを終了。
 後半はバラードの「In a Sentimental Mood」から。テナーはベン・ウエブスター張り。「Just Squeeze Me」はミディアム・テンポで力強くスイング。後半はギターとテナーの4小節交換、掛け合いはエンディングまで続く。「It Don't Mean a Thing」は、テナーがリード。リズムを刻むギターのイントロからテナーがテーマ、そのままソロに。3コーラス目からギター・リフも入り、リーダーから「ワン・モア!」の指示。後半は端正なピアノ・ソロ。ギターの出番はなく、共演の2人をフィーチャーして盛り上がる。「Sophisticated Lady」はバラード。ギターのイントロから、テナーが音を探りながらテーマを吹く。「昔はよかったね」はブルース。ギター&テナーのユニゾンでテーマ。ソロはギター先発。リーダーが盛り上げた後、続くテナーもフレーズの繰り返し。ピアノのバックでテナー&ギターが倍ノリのリフで煽る。
 アンコールもエリントン。安保の提案で「A列車で行こう」。客席からの手拍子を受けてテナーがテーマ。サビはギターが取る。ソロはテナー。セカンド・リフからギターとピアノのソロを経て、ラスト・テーマもテナーが取って無事終了。
2024.10.10 Yoshiaki Okayasu Trio@Soul Trane_a0107397_16034312.jpg
2024.10.10 Yoshiaki Okayasu Trio@Soul Trane_a0107397_16034264.jpg
2024.10.10 Yoshiaki Okayasu Trio@Soul Trane_a0107397_16033838.jpg
岡安芳明(g) 安保徹(ts) 吉田桂一(p)
1st set:
1. I Didn't Know About You (g solo)
2. Medley:Mood Indigo/Prelude to a Kiss/Just a Sittin' and Rockin'(g solo)
3. All Too Soon (ts + g duo)
4. Perdido(ts +g duo)
5. C Jam Blues
6. In a Mellow Tone
7. Solitude
8. Don't Get Around Much Anymore

2nd set:
9. In a Sentimenal Mood
10. Just Squeeze Me
11. It Don't Mean a thing
12. Sophisticated Lady
13. Things Ain't What They Used to Be
Encore:
14. Take the A Train


# by makotogotoh | 2024-10-11 04:11 | 岡安芳明

2024.10.8 Akiko Toyama Trio @ Salt Peanuts

2024.10.8 Akiko Toyama Trio @ Salt Peanuts_a0107397_12401873.jpg
昨年12月以来となる外山トリオ。今年都内最後のライヴ。天気は雨、西武池袋線が運転見合わせ&遅延。なんとか間に合う。季節のスタンダードはなく、チック・コリアのオリジナルと外山の自作曲中心のステージ。レギュラー・トリオならではの一体感。後半のセットでは、トランペットの大脇淳が加わってショーティ・ロジャースの名曲も演奏。アンコールはメジャーになることを祈願して、代表曲の「May Journey」で無事終了。

外山安樹子(p) 関口宗之(b) 秋葉正樹(ds)
1st set:
1.1111
2.はじまりの秋
3.Humpty Dumpty (Chick Corea)
4.Warm Snow
5.ATB
2nd set:
6.イランカラプテ
7.新曲(タイトル未定)
8.Just a Few (Shorty Rogers) with 大脇淳(flh)
9.This Must Be the Place
10.Frame in Frame
Encore:
11.May Journey

# by makotogotoh | 2024-10-09 04:11 | 外山安樹子