訃報 藤原幹典

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テナー&ソプラノ・サックス奏者の藤原幹典が2018年3月19日がんのため死去した。享年64歳。ここ数年は闘病中だったという。1953年10月17日長崎生まれ。これまで3枚のリーダー作を発表している藤原が参加した最後の録音、永井隆雄(p)の『Akatombow』(MHACD-2651)が2018年4月15日、アケタズ・ディスクから発売される。


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# by makotogotoh | 2018-04-02 04:11 | 訃報

2018.3.25 A Letter from Slowboat レコード発売記念コンサート「良さんへの返信」@札幌ルーテルホール その3

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後半のセットはベテラン、山田敏昭のトリオでスタート。山田は昨年スローボート・レーベル第一弾としてリーダー作『Now's the Time』を発表した。そのアルバムに収録されたレパートリーを中心に演奏。リロイ・ヴィネガーの「For Carl」のエンディングでは「Mellow Dream」の一節を引用、最後は『メロードリーム』収録の福居のオリジナルで締めくくった。
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そしてトリは、玉ちゃんの愛称で知られる玉川健一郎が登場。玉川は今年の2月に、スローボート・レーベル第2弾となる初リーダー作『On a Slowboat』を東京のスタジオで録音。録音メンバーは南山雅樹(p)、小杉敏(b)、江藤良人(ds)で6月の発表が予定されている。福居の伴奏で歌った思い出の曲を、天国の福居に届けとばかりに熱唱、ラストは、良さんがいなくても僕たちは元気にやっていますよ、と「I Get Along Without You Very Well」で終了。
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康子ママから花束が渡され、ステージには参加ミュージシャンが全員集合。アンコールは「On A Slow Boat to China」。歌詞を忘れるハプニングもあったが、最後はハッピー・エンド。スローボートの出演者はみなファミリー。彼らの心には、いつも良さんの思い出と教えが刻まれ、消えることがないことを実感させる、感動のステージとなった(完)。
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2nd set:
山田敏昭(p)粟谷巧(b)伊藤宏樹(ds)
9.Harlem Blues
10.For Carl
11.Love for Sale
12.Say You're Mine
13.Baron Potato Blues
玉川健一郎(vo)南山雅樹(p)北垣響(b)宇野修(ds)
14.Moonglow
15.What a Little Moonlight Can Do
16.These Foolish Things
17.The Lady Is a Tramp
18.Some Other Time
19.I Get Along Without You Very Well
Encore:
20.On a Slow Boat to China
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# by makotogotoh | 2018-03-29 04:11 | 福居良

2018.3.25 A Letter from Slowboat レコード発売記念コンサート「良さんへの返信」@札幌ルーテルホール その2

さて前半のステージでは、4人の女性ピアニストが登場した。
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トップバッターは鹿川暁弓。ウイントン・ケリーが大好きで、ケリーちゃんの愛称で呼ばれる鹿川が初めて聴いた福居のアルバムは『Scenary』でも『Mellow Dream』でもなく、ピアノ・ソロ・アルバムの『My Favorite Tune』だった。そこからジャズに憧れ、スローボートに導かれるようにやってきたという。
彼女が演奏したのは2曲。最初のAll the Things You Areは、2年前の6月にも同じ場所で演奏しているが、この日の演奏は、呼吸、深さ、タッチ、まるで別人のように成長した感を受けた。昨日よりも今日、今日よりも明日。たくさん練習して、少しでも上手くなりたいという福居の教えが、彼女の演奏に息づいている。2曲目のScenaryは福居の代表曲。オープニングからトリビュートにふさわしい名曲の登場に、会場からは大きな拍手が湧き起こった。
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2人目の高橋えつ子は、初めて聴くピアニストだ。繊細で細身の鹿川に続いて登場すると、なんともごつい印象を受ける。
彼女が福居と過ごした時間は短く一瞬だったが、福居のピアノを聴いて、魂の音と思ったという。高橋は、2回目のスローボート訪問時で、福居が演奏してくれたピーターソンの名曲を、天国の福居に捧げた。高橋の演奏も、まさに魂の音。福居のジャズ・スピリッツが、彼女のピアノにもしっかり継承されている。
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3人目は、小学生でバド・パウエルを聴いて強い衝撃を受けたという富樫範子。早熟のピアノ女子だが、福居のピアノを聴いて、幼少時の衝撃が蘇り、自分でもバップを弾きたいと思った。生粋のバップ信奉者である彼女は、福居の思い出が詰まった名曲2曲を演奏した。
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前半のトリは中島弘惠。彼女が福居と会ったのは一度きり。それも終演後の宴会である。初対面でも福居は中島の手をしっかりと握りしめ、乾杯をしてくれたという。その体験が今でも彼女の宝物であり、大きな励みになっている。しかし今回の出演を康子さんから依頼され、福居との思い出の曲と言われて、はたと困った。ないのである。小冊子を見ると、別の演目が記載されている。
ギリギリまで迷っていた中島は、リハーサルを終えた後で信頼を寄せる共演者2人から、別の曲を演奏することを提案される。長年、スローボートの敷居は高かったという中島。だが百聞は一見にしかずで、福居のイメージは、それまで周囲から聞かされてきたものと全く違っていた。中島は福居から「バップを弾け」ではなく、「自分の信じる音楽をとことんやれ」というメッセージを受け取った。一期一会のメッセージ通り、ステージは予想外の展開。彼女のオリジナル曲は7拍子。会場の度肝を抜くような迫真の熱演で締めくくった。(続く)
1st set:
鹿川暁弓(p)粟谷巧(b)宇野修(ds)
1.All The Things You Are
2.Scenary
高橋えつ子(p)粟谷巧(b)宇野修(ds)
3.Tea for Two
4.Hymn to Freedom
富樫範子(p)北垣響(b)伊藤宏樹(ds)
5.Like Somone in Love
6.I'll Keep Loving You
中島弘惠(p)北垣響(b)伊藤宏樹(ds)
7.Remember
8.Dragon Dance

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# by makotogotoh | 2018-03-28 04:11 | 福居良