ブログの倫理規定はどうあるべきか?

CNET Japan オンラインパネルディスカッションを読めば少し参考になるかもしれない(し、ならないかもしれない)。
以下、複数の識者のなかで圧倒的支持を集めていた佐々木俊尚さんの意見から。

《(前略)雑誌の世界では、純然たる記事とタイアップ記事はきちんと峻別されなければならないというのがかつての常識で、タイアップ記事には「これは広告です」「広告記事」という注意書きがわかりやすい場所に掲示されていました。ところが雑誌のマーケットが縮小し、どこの雑誌も収益低下に四苦八苦するようになった九〇年代後半以降、このルールはなし崩し的に崩壊して、いまや広告と純粋記事の境界はきわめて曖昧になってしまっています。(後略)》
信頼できる記事はゼロ、全面広告としか思えない雑誌もありますよ。
《(前略)
最低限ブロガーの皆さんに求めたいのは以下の項目です。
(1)金銭の提供があったかどうか。
(2)商品の提供があったかどうか。
(3)商品は返却を求められているのかどうか。


つまり、自分でカネを払って買ったモノについて書いていたらそのブログは信頼できる。
もらったモノについて書いていたり、おカネをもらってモノを紹介したブログは信用できない。
ということなのだろう。モノやカネをもらって書いた否かが、判断の(最低限の)基準だなんて……。そこには善意や良識、モラル、人間の感情というものは存在しない。
あるのはカネとモノのみだ。

彼の理屈に乗れば、(まぁ聴いて見てください。気に入ったら紹介してください)といった気軽な感じでもらったCDがある。聴いて、すごくよかったので、それを紹介したとしても、そのブロガーはおカネを払っていないので信頼できない、ということになる。

またCDショップのバイヤー(いやだな、この言い方)が推薦するCDも信用できないことになる。なぜならそのCDを1枚でも多く売ることで、結果としてバイヤーが所属するショップは利益(カネ)を得るからだ。
# by makotogotoh | 2007-09-13 13:03

五木寛之の諸作に触発された 大石学、初のソロ・ピアノ作品

a0107397_7133989.jpg大石学は1963年横浜生まれのピアニスト。1997年に米木康志(b)と日野元彦(ds)のトリオで『Tears Rained Down』(メルダック)でデビュー。2001年からはイーストワークスに移籍。これまで7枚のアルバムを出している。8枚目となるこのアルバムは初めてのソロ・ピアノ作品である。
長年、五木寛之を愛読してきたという大石は、このアルバムで、五木寛之の諸作から触発されたオリジナルを4曲収めた。キース・ジャレットに似た雰囲気はあるが、大石の演奏は、キースよりも激情的で、日本的で、そして宗教的だ。喜怒哀楽のなかでも大石は「哀」に焦点を絞り、《苦しみと悲しみの連続である人生》をどう生きるべきか、自身と聴衆に問いを投げかけているようだ。マット・デニスの(4)とガーシュインの(10)も、人生の不条理さと人を求める寂しさ、弱さを歌った名曲。大石は、詞の世界を知り尽くした歌手のように、一音一音に思いをこめて、かみ締めるようにピアノを弾く。《人は生きているだけで価値がある》。大石は五木の小説から受けたメッセージを、ピアニストというフィルターを通して真正面から挑んだようだ。「ひとの死生観」をテーマにした映画のサウンドトラックのように、聴く者ひとりひとりに心象風景を想起させる。2007年9月12日発売。EWSA0133
# by makotogotoh | 2007-09-12 23:17

Tardo Hammer 来日情報(追加)


Tardo Hammerからメールが来た。
富士通コンコードジャズフェスティバルで来日することは先にお伝えした通りだが、そちらのスケジュール以外に以下の2公演が実施される。この公演はアニー・ロス(vo)、ウォーレン・ヴァシェ(cor)、ハマー(p)のトリオのみ。
11月2日 原宿 Music Roots 77
11月10日 ANAインターコンチネンタルホテル東京
# by makotogotoh | 2007-09-11 07:11